今回の消印は少し古い切手が含まれていたキロボックスからのものです。1968年発行の記念切手「貯蓄増強宣伝」15円切手に年賀機械印が押印されたものです。昭和44年当時のハガキ料金は7円で15円は封書料金ですから、封書額面切手への年賀印になります。年賀状はほとんどがハガキですから封書額面切手への年賀印、特に実逓印は珍しい物ですが何故か、この切手の年賀印を見かける事は少なくないのです。通常切手と同じサイズなのでハガキ額面と思っている節がありましたが実際は封書額面です。私製ハガキなどへ貼るには大きな記念切手は貼れず、代替として使用されたケースも少なくかなったのかもしれません。消印は切手発行の翌年、昭和44年の湯河原局印です。
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