今回の消印は、昭和30年の年賀切手「加賀起き上がり」への絵入年賀印(ツル図)です。絵入年賀印は昭和10年代(昭和11年~13年)にも使用されましたが、昭和30年代にも下記の通り使用されました。この消印は年賀ハガキにも押印されていますが、私製ハガキへ貼られた年賀印に押印された絵入年賀印の方が圧倒的に少ないようです。ちなみに、昭和30年の年賀切手の発行枚数が500万枚で年賀はがきは4800万枚、また昭和30年の年賀状の取り扱いは通常ハガキの年賀使用も含めて約4億枚です。
発行枚数では10分の一ですが、それ以上に少ないと思われます。
(絵入り図案名)
・昭和25年(うめ図)
・昭和26年(うさぎ図)
・昭和27年(南天図)
・昭和28年(富士山図)
・昭和29年(初日の出図)
・昭和30年(折り鶴図)
・昭和31年(コマ図)
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