今回の切手もキロボックスから出てきたモノで、昭和22年(1947年)発行の寄付金付きの記念切手7連の櫛型印です。発行枚数は当時としては異例の1000万枚でカタログ評価でも決して高価ではなりませんが、寄付金付き切手の使用済みはかなり少ないのです。特に1963年発行の東京五輪寄付金は額面5円に寄付金5円というもので使用済みはオークションでも高い価格になっています。消印は昭和26年8月で当時の封書額面が20グラムごとに8円でしたので、台紙の紙の状態も含めて1円20銭の7連はその封書に使用されたものだと推測されます。発行枚数の多いこの時代の寄付金切手の価値はどのようなものなのでしょうか?
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