今回もエラー消印ですが、年賀印のエラーになります。この年賀印も、昭和60年代から平成初期にかけての櫛型印から丸型印へ昭和61年4月1日に移行と同じように、この移行作業ですが全局一斉というわけではなかったようです。さらに年賀印は1年に1回した使用されませんので、通常の消印と比較してエラーでの使用が長くなる傾向になります。今回の消印はその中で「丸二タイプの年賀印」と呼ばれるものです。注文消しのようです。
(エラー印の主な種類⇒通常印と同じようなタイプ分けです)
・丸二タイプ(D欄・E欄の櫛部分が抜けたもの)
・横バー抜けタイプ(D欄・E欄の櫛は残っているが横のバーが抜けているもの)
・D欄櫛抜けタイプ(D欄の櫛だけが抜けたもの)
・E欄櫛抜けタイプ(E欄の櫛だけが抜けたもの)
・D欄櫛残りタイプ(D欄の櫛だけが残ったもの)
・E欄櫛残りタイプ(E欄の櫛だけが残ったもの)
・D欄枠残りタイプ(D欄の枠部分だけが残ったもの⇒D欄県名入りや分室名入りに存在)
・D欄三日月残りタイプ(試行印使用の局でD欄は三日月、E欄に櫛が入ったもの)