電子切手は「電子郵便」の開始と共に発行されました。昭和59年10月に「スピード500円」が発行され、その10ヵ月後に「ネットワーク500円」が発行されています。この切手は電子郵便専用ではなくどちらかというと宣伝用ではないかと個人的には思っています。しかし、ネットワークの発行は事前告知も周知されていなかったようで、発行日に始めて窓口でスピードが購入できないことを知った収集家も多かったと聞いています。従って、現在でもスピード500円の使用済みは少なく高価になっています。ネットワークは平成10年頃まで発行されていたようで使用済みもスピードほど難しくはありません。今回の消印は東京国際局の昭和62年の和文ローラー印、小包郵便で使用されたのだろうと思います。
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