切手収集を始めて40年、動植物国宝切手や平成切手また戦後の記念切手の消印バラエティを中心に収集、オークションへも参加しております。今までのコレクションの中からいろいろな消印を様々な資料を含めてご紹介していきます。

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試行ローラー印配備局の彫刻式ローラー印(芝局)

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試行ローラー印配備局の彫刻式ローラー印(芝局)

今回の消印は、昭和50年4月1日から53年まで全国28局へ配備された数字更埴式の「試行ローラー印」とは並行して使用された彫刻式の和文ローラー印です。勘違いしやすいのが試行ローラー印が配備された局では試行ローラー印だけを使用していた訳ではないことです。理由としては配備本数が限られたためであり、芝局や高輪局などの大規模局では使用頻度が高く、Ⅰ期の試行ローラー印の強度不足などで昭和51年度は使用されていないなどの理由があります。あくまで「試行」の段階で規模の違う局へ配備されたため、強制的に使われていないのだと思います。当時のキロボックスなどを見ていますと様々な局で見かけます。今回は芝局の昭和51年の彫刻式和文ローラー印、芝局の配備数は10本ですが昭和51年度は使用されておりません。個人的に全体像がわかっておりませんので、他局を入手次第にご紹介していきます。

 

試行ローラー印配備局の彫刻式ローラー印(芝局)

 




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