インクジェット和欧文機械印は2007年1月に導入されました。導入は東京中央、銀座、日本橋、渋谷局です。その後に波消部が短くなった機械印が、渋谷9月19日、日本橋9月25日、銀座9月26日、丸の内10月1日、晴海2010年3月、さいたま新都心2015年3月頃、また2016年2月頃より四日市西局、3月頃より大阪北局、5月頃より博多北局、8月頃より新仙台局で使用が開始されたため、現在の使用局は9局となっています。インクジェット和欧文機械印は印刷物への使用数も少なく、切手上で消印を判読できるものは少ないのが実情です。消印は博多北局印ですが、どの局で使用開始になったのかアナウンスがあると助かるのですが。
導入当時の少し古い資料ですが「鳴美様の現行消印ガイドブック」によりますと、インクジェット機械印は手作業で定形郵便物を揃えて機械に挿入すると2通以上の重なった郵便物が排除され、次に重量を計算し定形外郵便物が除外され、郵便物に貼られた切手が識別されるようで、識別には切手図案そのものが登録されており(約300種類程度)切手の合計額を計算できるようになっているとのことです。登録されていない切手や料金不足、未納郵便物などは手作業に回るようです。また、日付は自動更埴で切り替わるようです。
(難易度~キロボックスを見て)
・銀座局=簡単
・渋谷局、さいたま新都心局=そこそこある
・日本橋局=たまにある
・晴海局、丸の内局、東京中央局=難しい
・四日市西局、大阪北局、博多北局、新仙台局=開始間もないので集めにくい