観光地百選「菅沼・丸沼」8円の和文ローラー印

観光地百選切手は1951年（昭和26年）～1953年（昭和28年）まで10シリーズ20種発行されました。額面は8円と24円、国内書状用と外信航空書状用です。今回の「菅沼・丸沼」は発行枚数が8円が450万枚、24円が100万枚になります。発行は1951年（昭和26年）10月1日ですので、神田局の昭和29年の和文ローラー印は3年後での消印になります。8円の使用済より24円の使用済は稀少な切手です。

（菅沼・丸沼）
丸沼は日光白根山の爆発溶岩によってせき止められてできた湖で海抜1430m。白樺やブナの原始林が湖畔を囲み、季節の微妙な変化を水面に映し出す。丸沼からおよそ9km離れたところにある菅沼は、丸沼と同じせき止め湖で、湖面の高さは1731m。透明度とともに、その湖面の高さでも日本有数の湖として名高い。紅葉の時期には全山が紅や黄色に染まり、その美しさはたとえようもない。