今回の消印は、前回のブログで少し触れた「絵入年賀櫛型印」です。私の経験では絵入年賀櫛型印はキロボックスから出てきたことはありませんので、この消印もどこかから入手した物です。絵入り年賀印は、昭和11年から15年、昭和25年から31年まで使用されていた年賀印で、毎年絵柄が変わります。あくまで私製ハガキへ貼られた切手に押印されるものなので、年賀適合額面の4年切手への押印と言っても消印が多いとは言えません。従って、4円以外の料金や記念切手への絵入年賀櫛型印はヤフオクなど見ても高額で落札されているようです。消印は昭和30年「折り鶴図」で京都中央局印です。ちなみに、旧ポストスタンプブログでカモシカ8円への絵入年賀櫛型印を紹介しています。
(絵入り図案名)
・昭和25年(うめ図)
・昭和26年(うさぎ図)
・昭和27年(南天図)
・昭和28年(富士山図)
・昭和29年(初日の出図)
・昭和30年(折り鶴図)
・昭和31年(コマ図)