今回の消印は和文機械印のエラー印です。唐草和文機械印は平成2年10月から全国182の局で新和文機械印へ切り替わりが始まり、平成4年頃までにはほとんどの局で切り替わりました。波部は旧波から新波へ、日付部の唐草が無くなりました。この波部と日付部は新旧ともサイズが同じで互換性があったので混合されたエラー印が多くの局で発生しました。もっとも多いのが「新波+唐草」タイプのもので、エラー印の多くがこれに当たります。ほとんどは平成6年頃までが多いようですが、波部と日付部が両方判読できるのは記念切手で「水辺の鳥シリーズ」では多く見かけます。消印は平成6年の愛媛砥部局印ですが、あまり見かけない消印です。
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