桂離宮110円切手は昭和41年7月1日の料金改正に伴い、外信航空書状の第3地域(中近東・ヨーロッパ・南米・アフリカ等)への適合額面切手とて発行されました。国内でも書籍小包などでの適合額面がありましたが、使用済みの多くは外信用で欧文印になります。平成になっても販売されていたため後期の消印もあり、注文消し用でも使われています。消印は昭和48年、飯田局の和文機械印ですがおそらく他の切手との複数枚貼りで速達便として押印されたものと思われます。外信用の切手を販売している局は限られているため桂離宮の使用済み自体は少なく、特に機械印は稀少な消印になります。
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