旧キク15円から新キク15円に改色されたのが、1967年(昭和42年)7月1日で同日から導入された色検知式の郵便物自動取り揃え機に対応するため色検知枠が必要になったためです。特に定形書状が額面ですから尚更ですが、個人的に解せないのは旧キク15円の切手帳ペーンの発行が1967年(昭和42年)6月1日という事です。それも3種類です、改色の1ヶ月前での発行には疑問を持たざる終えません。この切手帳ですが販売する郵便局も限られており、使用済みも別納が多く単辺での使用例は非常に少ないのです(当然でしょう)。今回の消印は昭和43年6月30日の渋谷局、唐草和文機械印です。
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