今回の消印は分室局の櫛型印です。旧オオムラサキ75円の消印で新オオムラサキ同様に切手中央が黒く、消印が非常に分かりにくい切手です。この切手は発行当時、適合額面が少なかったようですが小包や外信航空印刷物などに多く使用されていました。その後、昭和41年7月に定形書状書留用として新オオムラサキが発行されたため、使用期間は10年ほどで発行枚数は約6900万枚、判読できる消印を集めるのには少し苦労する切手です。消印は良く見ると、昭和41年12月で新切手が発行された後に使用された物です。名古屋中央局柳橋分室の櫛型印です。
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