日光陽明門40円赤は書状速達額面であり、また書留加貼り額面でもあったため櫛型印は多く存在します。外信船便にも使用され欧文印も比較的多く見かけます。昭和41年に速達料金が値上げされたため、この切手の実質の使用期間は4年あまりですが消印は少なくはありません。今回の消印は昭和39年の東京門司間の鉄道郵便印ですが、当時は郵便物は原則的に鉄道で輸送されており、速達郵便物を車内で仕分けする 形を取っていたようですので速達での消印と推測されます。
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