郵便局の消印については消印毎に雛形があり、サイズや掲示する内容が決まっています。しかし当時の郵政省告示を見ても詳細までは規定されていないようです。例えば日付通信印の櫛型印を見ても、直径が24ミリ、DE欄に9本の櫛、A欄が局名、B欄が年月日、C欄が時刻という具合です。櫛部が何ミリという規定は見つかりません。そういう理由から規定を大きく逸脱した消印が生じるのでしょう。今回の消印は「D欄櫛部」が極端に大きな櫛型印、宮城岡田局印になります。
(局の変遷)
・~1963年9月30日=岡田簡易郵便局(廃止)
・1963-10-01日~1989年7月31日=岡田郵便局〔新設〕
・1989-08-01日~=仙台岡田郵便局
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