機」の印影を指すのですが、大宮局ではいわゆる「大宮日立」と呼ばれる「HFC-1」という機種が配備されました。大宮局では下記の流れで日立式押印機が使用されています。大宮局での機能実験後に下谷局へ配備され、1969年8月4日から1970年9月30日まで使用されました。しかし配備されたのが科学館内の仮庁舎であったために、処理した郵便物の3分の1程度であったために、その消印は非常に少ないと思われます。10月30日から日電製の「NS-2型」が配備されています。日付以外の消印の見分け方は標語部で日立は「あて名には」、日電は「お忘れなく」です。消印は1970年2月23日のものです。
(大宮局、下谷局の日立式機械印の流れ)
・0号機=昭和42年9月22日~9月25日
・H-1型機=昭和42年11月1日~。すぐに浦和局へ配備
・HFC-1型機=昭和43年2月22日~27日
・HFC-1型改機=昭和43年11月21日~30日
・下谷局へ配備換え、和欧文印表示=昭和44年8月4日~昭和45年9月30日
・NS-2型機=昭和45年10月30日~
年下谷局日立式和欧文機械印
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