新金魚7円と新キク15円、は色検知式の郵便物自動取り揃え押印機導入に伴う色検知枠が必要になったために、旧金魚と旧キクを改色して昭和42年7月1日と8月1日に相次いで発行されました。この切手の初期使用は他の動植物国宝図案切手とは異なり、当初は京浜地区のみで若干数販売されたため、昭和42年の発行年使用の消印が非常に少ないと言う事情があります。ご自身のコレクションの中をみていただいてもおわかりになるとは思いますが確かに少ないのです。特に新金魚7円の方が圧倒的に少なく、これは東京南部の局で新キク15円と弥勒菩薩像50円赤を発売するにあたり、旧キクと小豆弥勒を回収したためです。今回の消印も東京南部「蒲田局」の昭和42年8月、発行翌月の櫛型印です。
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