平成切手のオシドリ41円、キジバト62円、メジロ50円、ヤマセミ80円では自動販売機用や窓口販売用として様々なコイルやシール切手が販売されています。企業や家庭での大量使用や24時間販売による利便性向上のためですが、2007年の郵政民営化とともにほとんどが廃止になっています。平成切手ヤマセミ80円のコイル切手はメジロ50円、10円フクジュソウと100円銀鶴の4種類のコイル切手とハガキも含めた自動販売機で全国約300か所で販売されていました。1998年の平成切手コアオハナムグリ10円のコイル切手販売時になりますと自動販売機設置数は増えて全国2757局になっています。また、東京・大阪・京都・名古屋の中央局では1000枚1巻単位でも販売されていたようです。消印は平成6年の東京新宿三局印でエラー櫛型印になりますが、300か所以上でも自動販売機が設置されていた可能性もあります。
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