昨年9月から11月にかけて様々な「消印もれ印」をご紹介しました。消印もれ印は局に制作を一任しているようで非常に多くの形や色が存在していますが、それに関する郵趣資料はほとんどありません。私は専門に集めてはいませんが珍しいものがあればご紹介していきたいと考えています。今回の消印は非常に大きな「消印もれ印」で日本橋局のものです、サイズが切手よりも大きく別納や後納などの印面と同じくらいではないでしょうか。色はトビ色ですが、トビ色は郵便用語らしく本来は「鳶色」でJISの色彩規格では「暗い黄みの赤」とし、一般にタカ科トビの羽のような暗い茶色のことを指しているようです。
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