1986年(昭和61年)4月1日から、櫛型印は丸型印へ全国306局の特定局にて移行されました。しかし、同じサイズの更埴部材だったために、様々なエラーの組み合わさった消印が平成6年頃まで発生していました。今回のエラー年賀印は平成11年のものですが、年に1回しか使用されない年賀エラー印はかなり後期まで存在しています。D欄櫛残り、神奈川大磯局の年賀エラー印です。
(エラー印の主な種類)
・丸二タイプ(D欄・E欄の櫛部分が抜けたもの)
・横バー抜けタイプ(D欄・E欄の櫛は残っているが横のバーが抜けているもの)
・D欄櫛抜けタイプ(D欄の櫛だけが抜けたもの)
・E欄櫛抜けタイプ(E欄の櫛だけが抜けたもの)
・D欄櫛残りタイプ(D欄の櫛だけが残ったもの)
・E欄櫛残りタイプ(E欄の櫛だけが残ったもの)
・D欄枠残りタイプ(D欄の枠部分だけが残ったもの⇒D欄県名入りや分室名入りに存在)
・D欄三日月残りタイプ(試行印使用の局でD欄は三日月、E欄に櫛が入ったもの)