前回に引き続いて「局」文字抜けの消印もれ印の紹介です。前回は局名が「局」から「支店」へ改称されたため局の文字が消えたのではないかと推測できたのですが、今回の消印もれ印については理由がわかりません。消印が強消しのため文字がわかりにくいのですが、おそらく山形県の宮宿局の消印だと思われます。この局は1874(明治7年)年12月16日開局の古い局で、その後の改称や近隣の局の改称もありません(地方の局で近隣の局までの距離は3キロ以上あり、宮宿に関連した局名を使用した様子もありません)。少し気になるのが右側に点が残っていることですが、局削りの残りでしょうか。
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