調べた切手商のキロボックスですが、稀少切手も複数枚入っておりました。その中の1枚「姫路城14円」の消印で昭和35年瀬戸局の櫛型印です。この切手は凹版印刷のため消印が乗りにくいという難点がありますが、消印は満月印でハッキリ判読が出来ます。この切手は外信船便葉書用の額面切手で、発行枚数は315万枚と少なく需要も少ないため、販売していた郵便局も限られていた事から実逓の使用済みは少ない切手です。別納で東淀川局の和文ローラー印が使用されており見かけるのはこの局の消印が多く、タテ書き和文ローラー印も三次局の消印が存在しますがこの消印の非常に稀少な物です。消印の昭和35年櫛型印は何の郵便物で使用されたのでしょうか。
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