国宝1次シリーズは1967年から1969年まで7集に渡って21種が発行されました。使用済みにおいても状態の良いものは人気のありシリーズです。今回の5集「安楽寺八角塔」は1969年2月10日発行、消印は2月17日の発行後1週間後の消印になります。初期使用消印になります。
(安楽寺八角塔~ウィキオエディアより抜粋)
境内奥の山腹に建つ。昭和27年3月29日に松本城とともに、長野県内の建造物として最初の国宝指定を受ける。日本に現存する近世以前の八角塔としては唯一のものである。(八角塔は京都法勝寺、奈良西大寺などに存在したが、戦乱などで失われた。)全高(頂上から礎石上端まで)18.75メートル。構造形式は八角三重塔婆、初重裳階(もこし)付、こけら葺である。(四重塔にも見えるが一番下の屋根はひさしに相当する裳階(もこし)である。)この塔は日本に現存する唯一の八角塔であるとともに、全体が禅宗様で造られた仏塔としても稀有の存在である。