今回の消印は最近整理したキロボックスからのものです。吉祥天立像1000円と色絵藤花文茶壷410円が貼られた昭和60年の京都西ノ京職司局の和文ローラー印です。昭和60年当時の1410円以上の郵便料金は第3地帯の小包しかないため、小包に使用されたものと思います。吉祥天立像1000円は昭和40年4月に全国日本切手展の25回記念として発行された小型シートを単辺として発行された意味合いが強く、当時では1000円という郵便料金も無かったため、初期は主に別納として多く使用されました。実逓として使用され始めたのは昭和50年半ばからで平成8年に平成切手タカ1000円が発行されるまで販売されましたが、郵便局での在庫があり平成14年9月末で整理券種として処理されています。
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