今回の消印も切手商の処分品の中にあったもので、切手ミニガイド(全日本郵便切手普及協会発行)に吉祥天立像1000円が貼られ、切手発行初日の櫛型印(やっと判読できます)が押印されたカットです。その後、特殊切手の発行にあわせて郵便局で配布されてきたリーフレット(切手ミニガイド等)は、2023年4月5日発行の「おもてなしの花シリーズ 第20集」以降、配布を終了しホームページのみの掲載になりました。吉祥天立像1000円は発行当時では郵便に適合額面はないものの、小包や書籍小包の重量便や書留速達の他に配達証明などの特殊取扱料金などを加えた郵便等に使用されました。ですが、昭和50年4月発行当時封書20円の時代なので、1000円という高額切手の記念押印はかなり勇気のあるものです。
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