切手収集を始めて40年、動植物国宝切手や平成切手また戦後の記念切手の消印バラエティを中心に収集、オークションへも参加しております。今までのコレクションの中からいろいろな消印を様々な資料を含めてご紹介していきます。

動植物国宝 稀少消印

円覚寺舎利殿30円の昭和40年唐草和文機械印

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円覚寺舎利殿30円の昭和40年唐草和文機械印

円覚寺舎利殿30円は速達料金加貼り用として発行された切手になります。速達料金が30円だったのは昭和36年6月から昭和41年6月までで、この切手の前は平等院鳳凰堂30円が代用されていました。唐草和文機械印は昭和41年に普通局へN型という書状用の押印機が導入されるまでは、主にハガキにしか存在しませんでした。また、この時代では速達郵便を機械処理しなかったため、速達郵便用の切手の機械印は非常に少ないのです。平等院鳳凰堂の機械印が高額な金額で取引されるのはそれが理由ですが、この円覚寺舎利殿でも同じことが言えます。消印は昭和40年の東灘局印、ハガキ速達用での使用と推測されます。

 

円覚寺舎利殿30円の昭和40年唐草和文機械印

 




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