今回の消印は同様のキロボックスから出てきた、平成4年の直線式和文ローラー印です。直線式から斜線式の和文ローラー印への移行は、平成2年10月に全国1291局で配備されましたが当初は大規模局でも1本だったため、従来の直線式もしばらく使用されていました。櫛型印よりも切り替えは遅く、平成10年頃まで直線式は多くの局で残っていました。和文ローラー印は定形外郵便や小包など多くの郵便物で使用されているため、ある程度の本数は必要だと思われます。消印でも富山中央局、新潟中央局、山形中央局などの中央局印でも使用されていることがわかります。
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