2022年、本年もよろしくお願いいたします。昨年は多くのキロボックスを調査し様々な消印を見つけました。ここ数年はキロボックスを見てこなかったのですが、切手消印収集はキロボックスが基本だと改めて感じた1年でしたので、今年もキロボックスに挑戦したいと考えています。
まず、新年1回目は昨年から紹介している昭和50年半ばのキロボックスの消印ですが、かなり多くの人物画像鏡80円の使用済みが出てきました。この切手は土偶90円・銀鶴100円とともに昭和56年7月に発行されたのですが、発行目的が外信船便印刷物料金対応であったため販売された郵便局が限定されており、尚且つ新ヤマドリ80円が大量に売れ残っておりそちらの販売を優先した結果として初期の実逓使用済みが少ないのです。もちろん使用済みも少なくキロボックスから1枚出るかどうかの稀少な切手です。見ていたキロボックスがちょうど切手発行後の物が多かったため大量に入っていたのだと思われます。消印は昭和58年3月の茅ヶ崎浜見平局印でペアの櫛型印ですので、他の切手と共に特殊郵便で使用されたのだと思われます。