五重塔航空円位切手は1952年から1953年に4種類、15円のみ1962年に発行されました。国内航空用切手といっても、その目的にはほとんど使用されず同じ時期に発行された動植物国宝切手と同様に使用されています。今回の30円切手は主に私製はがきの速達料金に使用されました。外信用として使用された例は第1地帯宛航空ハガキや第2地帯宛航空印刷物、60円料金への2枚貼りで使用されましたが非常に数は少ないようです。30円の円覚寺舎利殿が発行された1963年にはぼほ切り替えが終わっており、1964年以降の使用済みは非常に少ないです。消印のバラエティは豊富ですが、今回は県名カタカナローラー印、ヒョウゴ神戸布引局印、年号も読める状態の良いものです。
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