切手収集を始めて40年、動植物国宝切手や平成切手また戦後の記念切手の消印バラエティを中心に収集、オークションへも参加しております。今までのコレクションの中からいろいろな消印を様々な資料を含めてご紹介していきます。

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マツ20円の「新潟弥彦局」トビ色選挙櫛型印

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マツ20円の「新潟弥彦局」トビ色選挙櫛型印

今回の消印は昭和後半のキロボックスより出てきたもので選挙印です。最近は切手貼付無しで錆桔梗色の選挙機械印が使用されており、切手が貼られたトビ色選挙櫛型印は全く見なくなりました。選挙機械印に関しても今年の衆議院選挙で、私に届いた選挙ハガキはすべて錆桔梗色の選挙機械印で、切手貼付無しのトビ色選挙機械印もあまり見かけなくなりました。消印は新潟弥彦局印です。

(錆桔梗色とトビ色の違い)
選挙印は昭和33年の選挙法改正に伴い、市町村長や議員選挙の選挙ハガキを有料で発送する際はトビ色の選挙印を押印することになりました。無料選挙ハガキには黒色(平成3年4月20日以降は錆桔梗色)の選挙印を押印し有料選挙ハガキにはトビ色を使用していました。その後、公職選挙法の改正により平成5年3月16日以降に告示される選挙からは選挙郵便物の料金はすべて公費扱いとなり選挙印はすべて錆桔梗色になりました。その後、再び公職選挙法が改正になり平成6年12月25日以降に告示される選挙からは、衆議院の比例代表区に関する政党差出の選挙郵便物は有料となりトビ色が使用されることになりました。機械印が設置されている局では選挙機械印が使用されます。

 

マツ20円の昭和54年トビ色選挙櫛型印※画像をクリックすると拡大します

 

 




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