櫛型印も他の消印同様に平成2年10月1日から、全国306の特定局で丸型印が使用開始になりました。平成6年頃にはほぼ全局で丸型印への切り替えが、ごく一部の局を残して完了しています。これと並行して年賀櫛型印も年賀丸型印へ移行するのですが、年賀印は1年に1度しか使用されないため櫛型印よりもかなり後期まで櫛型エラー年賀印が存在していました。特に平成3年から5年頃までは切手収集家による注文消しが多く行われたため。満月印が多く存在しています。使用されるかどうかわからない年賀印の注文消し依頼は相当の勇気と根気が必要です。今回の消印は実逓印、平成3年の丸二タイプのエラー年賀櫛型印で滋賀関ノ津局印です。
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