県名カタカナローラー印は昭和30年代から昭和44年にかけて、近畿郵政局と東北郵政局管内の局で使用された人気の高い和文ローラー印です。昭和40年代は東北郵政局管内のみでした、昭和20年代ではその他の郵政局管内でも使用されていました。古くから存在した県名をカタカナで表記するという慣例を同じ印類作成業者へ発注したために出現した消印なのではないでしょうか。今回のような使用頻度の高い普通切手よりも記念切手の方が価値は高いのですが、ヤフオクなどでも相変わらず高値で取引がされています。消印は昭和40年のアキタ長野局印です。
(局の変遷)
・1874年4月1日~1989年7月31日=長野郵便局
・1989年8月1日~=中仙郵便局
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