鉄道郵便印は、昭和59年2月国鉄の合理化計画により、郵便輸送システムの見直しが行われ、3段階にわけて廃止されています。昭和59年1月に取り扱い便(郵便車の中で消印区分作業が行われるもの)が廃止、次に昭和61年2月末に護送便(封印された郵袋を運ぶもの)が廃止、よく鉄道郵便印のC欄に護送と記載された消印です。その後、鉄道郵便局が締切便(郵袋のみを無人の郵便車で運ぶもの)として残り、昭和61年9月末で全部廃止されました。護送便については、後ほど紹介したいと思います。昭和50年代後半の鉄道郵便印は後期使用例になります。
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