6月から7月にかけて現行のキロボックス10キロを3箱ほど解体し中身を整理しましたので、その中から出てきたモノをご紹介したいと思います。現行切手のキロボックスは全国のボランティア団体が集めて収集家に販売しているもので、販売ルートは団体によって異なります。ヤフオクなどで販売されている物は団体から依頼された個人や切手商による出品ですが、特に有名なのはJOCS(日本キリスト教海外医療協力会)で現在ではコロナのため一時中止しているようです。このようなキロボックスですが未整理と言いながらも一部の団体では事前に消印モレや外国切手などを取り除いている物もあり、当たり箱もハズレ箱もあります。私が入手した物は記念切手と消印モレを除いたもの1箱、消印モレを除いたもの1箱、未整理と言われている物1箱ですが、実際に消印モレが一番多かったのは2番目でした。中身はほとんどが封書80円~84円時代の物ですが中には古い動植物国宝のオフペーパーなども入っておりました。今回ご紹介するのはそのオフペーパーの1枚で何と「県名カタカナ和文ローラー印」です。よく見ないと気が付きませんが、カモシカ8円の昭和39年ヤマガタ山形旅籠町印です。カタカナローラー印はキロボックスからはまず見かけません、30年以上前でしたがJOCSの軽井沢倉庫セールで昭和40年代のキロボックスを購入したことがありますが出てきませんでした。JOCSのキロボックスは事前に整理されているという噂は収集家の間では有名でしたので事前に取り除かれていたのかもしれませんね。