今回の消印は手持ちからのもので、昭和47年の時刻戦後型和文機械印です。消印の時刻表示は昭和40年の櫛型印から戦後型から24時間型へ切り替わりが始まりましたが、和文機械印は実際には昭和41年になってからです。この切り替えは昭和44年までにはほとんどの局で切り替わりましたが、昭和45年以降でも戦後型を使用している局がかなり存在し、昭和46年以降は激減しています。昭和47年以降で使用していた局は、大阪中央局・高輪局・赤坂局・牛込局・横須賀局・宇都宮局・佐倉局・市川局・和歌山局・我孫子局・明石局などがありますが実際にどのくらいの局で残っていたのかは、私の手元には資料がなくわかっておりません。今回の佐野局の戦後型和文機械印は初見です。
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