1951年(昭和26年)11月1日の郵便料金改訂に伴い、第4種盲人用展示郵便の基本料金が0.8円から1円になり銭位料金の郵便物が無くなったことから1952年以降に発行する切手はすべて円位へ切り替わりました。また印刷方法も凸版からグラビア印刷へ移行した時期でもあります。通常はがき適応額面切手も昭和30年9月10日にオシドリ5円が発行され、尾長鶏5円から切り替えが始まりました。しかし尾長鶏5円が大量に残っておりその処分を優先したため、昭和30年の発行年使用印はかなり少ないようです。また昭和31年頃までの初期印刷は濃いあざやかな青色です。今回の消印は発行年の12月、東淀川局の櫛型印ですが初期印刷では無いように見えます。
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