郵便料金改正に伴い1989年4月1日に発行されたのが、オオイトカケガイ62円4枚とヒオウギガイ41円2枚をセットにした切手帳ペーン「ゆうペーン」です。当時はふるさと切手で表紙をつけて「ゆうペーン」として販売が始まり人気があったようですので、その辺の事情で同じ名称になったのではないでしょうか。この切手帳ペーンは郵便局窓口の販売用として製造されたもので、自動販売機用はシールゆうペーンになります。このペーンはコイル切手と比較しても実逓での使用済みは少なく、当時のキロボックスからもあまり出てこないようです。今回の消印は右端のペアですが、おそらく郵趣家による押印だと推測されます。柘植局の櫛型印です。
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