鉄道郵便は昭和59年2月に国鉄の抜本的な合理化計画が発表され、3段階に分けて昭和61年9月で廃止されました。第1段階として昭和59年1月末で取り扱い便が廃止(取り扱い便は郵便車の車内で消印・区分作業が行われるもの)、第2段階として昭和61年2月待つで護送便が廃止(護送便とは封印された郵袋の授受の時の式紙印として使用する際に護送印が郵便物に押印されるもの(が廃止、最後に締め切り便と呼ばれる郵袋のみを郵便車に載せて無人で運ぶ鉄道郵便がありました。護送便については最初は記念押印には応じていませんでしたが、後になって収集家の希望に応じて記念押印を受けました。従って護送印には実逓印は存在せず、注文消しのみが存在します。今回の消印は昭和60年3月当時の鉄道郵便局、東京鉄道郵便局東小倉輸送センターの駐在印です。
昭和59年2月の鉄道郵便局 | |||||
鉄道郵便局 | 分局名 | 鉄道郵便局 | 分局名 | 鉄道郵便局 | 分局名 |
東京 | 本局 | 金沢 | 本局 | 熊本 | 本局 |
汐留輸送センター | 大阪 | 本局 | 東小倉輸送センター | ||
隅田川輸送センター | 大阪輸送センター | 仙台 | 本局 | ||
東陽輸送センター | 京都分局 | 山形分局 | |||
羽沢分局 | 米原分局 | 福島分局 | |||
東京空港分局 | 広島 | 本局 | 青森 | 本局 | |
長野 | 本局 | 岡山分局 | 札幌 | 本局 | |
新潟 | 本局 | 下関分局 | 函館分局 | ||
名古屋 | 本局 | 米子 | 本局 | 帯広分局 | |
豊橋分局 | 高松 | 本局 | 旭川 | 本局 |
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