今回は南足柄局のG3型機械印です。正直言いまして私はこのG3型とM6型の機械印にはあまり知識がありません。知っている範囲で書きますと、この日付機械印はナンバリング式の卓上押印機であったと言うことです。郵便物を1通づつ取り出す機械印では複雑な構造で消費電力が多く、通信日付印活字の更植が手間ということで試験的に導入されたのが、このG3型日付機械印になります。配備は昭和62年3月16日、平成3年1月31日まで使用と資料には記載されていました。結局実用化されなかったようです。この局には注文消し依頼が多くあったようで、多くの消印が現存しています。また同型の押印機は麹町局でも使用されています。この押印機を製作したのはモリコー、現在でも多くの押印機が郵便局で使用されています。
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