桂離宮110円は昭和41年12月に新額面として発行された切手で、主に外信用向けとして海外向けのデザインで凹版切手として製作されました。外信向け以外に国内用でも書籍小包などにも使用されています。発行枚数は8000万枚ですが外信用としての切手のため、おそらく販売された局が限定していたと思われるため使用済みは非常に少ない切手です。しかし、昭和48年頃まで窓口で販売されていたため、今回の1977年和欧文機械印のような後期の使用印も見受けられます。赤坂局印ですが速達用に使用された消印と思われますが、この切手の機械印は少ないのですが昭和40年前半の機械印なら稀少です。
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