今回の消印も平成初期のキロボックスから出てきた消印ですが、切手は弥勒簿雑像50円緑の切手帳ペーンです。昭和51年1月25日の郵便料金改正に際して発行された切手を6枚組の切手帳として発行されたものです。それまで10円日本時価と20円マツを組み合わせた切手帳の自動販売機にセットするためにサイズや枚数を同じとしています。しかし、機会の調整が間に合わずコイル切手と同時の昭和51年3月10日に発行されました。この切手帳は全国42台(最大時)の切手自動販売機と東京・名古屋・京都・大阪の中央郵便局の窓口で販売されました。この切手帳は入手できる局も少なく使用済みは切手商や収集家による使用例が多く、一般に実逓として使用されたものは少ないようです。消印は吹田局印でおそらく昭和51年3月20日の和文ローラー印と思われます。
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