今回の消印も最近物のキロボックスから出てきたものです。消印は昭和47年の市川局、戦後型時刻表示の和文機械印、消印の時刻表示が戦後型から24時間型へ変更になったのは昭和40年からですが、櫛型印では40年5月以降で唐草和文機械印は実際は昭和41年からのようです。昭和44年頃までには多くの局で切り替えが行われましたが昭和48年頃までは大型局でも戦後型表示が使われていました。例えば、赤坂局・牛込局・横須賀局・宇都宮局・佐倉局などがあります。昭和50年代になると極端に少なくなります。今回の市川局も戦後型時刻表示を昭和40年代後半まで使用していた局で、10円というハガキ額面での消印は私製ハガキのみで、封書額面切手よりも稀少になります。
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